私は、そんな子供たちにとって、常に愚かな存在でありたい。私は、たとえ相手が途方も無く強い正義であろうと、何度となく挑み、その度に負け、相手を変え挑み、また破れ、それでもまだ志を持っていたい。私は、豪華な装飾が擦り切れた、ボロボロの皿になりたいのです。たった一人でもいい。私を見てくれた子供が、『ザギってダサいよな。弱いよな。』と思ってくれたら、私は本望です。
何故なら、悪にいいことなんか、一つもないからです。希望ある子供たちを、悪にはしたくない。私の姿を見て、私のような真似をすると、正義によって裁かれることを知ってもらいたい。
常にそんな象徴であり続けるよう努力する。
それが、小さな悪なりに築き上げてきた、つまらない悪の作法です。